この度、ひの動物病院のホームページを設立させて頂きました。
これからもより良い診療とさまざまな情報発信に努めて参りますので、よろしくお願いします。
こちらのページでは、当院からの新着情報をはじめ、ペットの飼い方・予防や、病気についてのトピックスも掲示していく予定です。皆様のお役に立てれば幸いです。なお、ご不明な点がございましたらスタッフまでお問い合わせください。
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ワンちゃんが高齢になってくるとこんな声が聞かれます。確かに年に1回の注射とはいえ何だかかわいそう、ついこんな気持ちになりますよね。ですが、実はシニア犬になればなるほどワクチンの重要性は高まるのです。
ヒトでは『免疫老化』という現象があります。高齢になるほど免疫機能も低下し、感染症に対して抵抗力が弱くなるというものです。近年犬でも高齢化が進みこの『免疫老化』が起こっていると指摘され始めています。
なので、高齢だからこそ年に1回のワクチンをきちんと受けることが大切になってきます。
しかし、若いころのように全てのワクチンを接種する必要はないかもしれません。感染すると重篤になる病気だけを防ぐ『2種混合ワクチン』等の用意もございます。
その子その子に合ったワクチンを選んで予防できると安心ですね。
ご希望やご不明があれば随時相談をお受けしております。お気軽におたずねください。
※なお治療中のワンちゃん、持病のあるワンちゃんは容態によりますのでご相談ください。
(2012/1/20)
前述のとおり、フィラリアに関しては、媒介する蚊に合わせて予防されれば1月〜4月は必要ありません。
しかし、内服タイプのフィラリア予防薬にはお腹の虫の駆除効果もあります。
ですから、もし散歩中に虫の卵を食べてしまっても、知らないうちに駆虫できているのはフィラリア予防薬の恩恵なのです。最近は、こうした意味で一年中通して寄生虫予防をされる飼主様が増えてきています。
(2011/12/14)
横浜市港南区の予防推奨時期は5月〜12月となります。
今年の冬は暖かく、蚊が11月後半までみられたので特に注意が必要です。
そもそも、フィラリア予防薬は持続タイプのお薬ではなく、飲ませたタイミングに体内にいるフィラリアの仔虫を駆除するものです。前の月に体内に入った可能性のある仔虫を当月駆除、を毎月繰り返して感染を予防します。
気象台データによると横浜の蚊の出現時期は4月下旬〜11月中旬と言われております。
ですから、予防薬投与期間は5月〜12月となります。
(2011/12/14 )